Flashでプリプロセッサ

Flash LiteのActionScriptは，関数すら定義できなくてかなり使いにくいので，プリプロセッサを使って何とかしてみることにした．このあたりのblogを見ると，cygwinのcpp(C言語用プリプロセッサ)が使えるみたい．

ただ，毎回手動でプリプロセッサを実行するのは面倒なので，Flashをコンパイルする時についでにプリプロセッサも実行してほしい．色々調べてみると，Flash開発環境はJavaScriptを使って機能を拡張できるらしい(Extending Flash 参照)．

cpp.exeに引数を与えて実行するようなバッチファイルを用意しておき，以下のようなJSFLファイルを作成して，Configuration/Commandsディレクトリにおいておけば，プリプロセッサ実行＆パブリッシュ＆プレビューを同時にやってくれる．

FLfile.runCommandLine("バッチファイルのパス ＆ 引数");
fl.getDocumentDOM().publish();
fl.getDocumentDOM().testMovie();

プリプロセッサを使うことによって，定数定義や簡易インライン関数（マクロ展開で）が使えたり，携帯用とPC用とで条件コンパイルが出来たりと，ActionScriptの記述の幅が広がりそう！