Sunflat のブログ

ソフトウェア開発についての話題が多いかも

カロリー計算アプリ「食事日記帳」を作った

利用していたレコーディングダイエット用のサービス(食べたものを記録&カロリー計算をして、食生活を改善する)がサービス終了してしまったので、代わりになりそうなカロリー計算アプリを作ってみた。

ダウンロード(Android&Windows用,無料)

操作方法

食品の登録方法

日本食品標準成分表 のデータを内蔵しているが、料理や市販の食品は入っていないので、自分で登録する必要がある。ちょっと操作が複雑なので、補足説明。

例えば、イオンの お好みミックス というお菓子を20g食べた場合を考える。

栄養成分を探す

市販の食品なら、パッケージの裏側などに栄養成分表示が載っていることが多い。無ければ、「食品名 栄養成分」とかでWeb検索して、適当に近そうな食品の栄養成分を探す。

お好みミックスの栄養成分は以下の通り(上記Webサイトより)

100g当たり エネルギー517kcal たんぱく質6.4g 脂質27.5g 炭水化物61.9g 糖質60.1g 食物繊維1.8g 食塩相当量1.4g

アプリの操作方法

日記→食事→食品 という階層構造になっている

日記画面で、右下の「食事を作成」ボタンを押す。

食事作成画面で、右下の「食品を追加」ボタンを押す。

食品選択画面になるが、お好みミックスは登録されていないので、右上の「食品を登録」ボタンを押す。

食品登録画面で、食品の名前(お好みミックス)、栄養成分表示に書かれている基準数量&単位(100 g)を入力し、「基準数量あたりの栄養成分」をタップする。

基準数量あたりの栄養成分を入力し、右上のOKボタンを押す。糖質とナトリウムは自動計算されるので入力しなくて良い。

栄養成分が入力されたので、右上の保存ボタンを押すと、食品辞書(後述)に食品が登録される。

今回食べた数量(20 g)を入力し、右上のOKボタンを押す。

食べた食品が追加された。他にも今回の食事で食べた食品があれば、同様に追加する。完了したら、右上の保存ボタンを押す。

日記に食事が登録された!

今日1日に食べた他の食事も登録した後、「合計栄養成分」をタップすれば、今日1日に摂取した栄養成分が確認できる。

栄養の目標量を設定

日記画面の右上の「⁝」→「栄養の目標量を設定」で目標量を設定しておけば、摂取した栄養成分を目標量と比較できる

食品辞書

食品辞書に登録された食品は、次回から食品選択画面に出てくるので、選ぶだけで食事に追加できる。

日記画面の右上の本のマークのボタンを押せば、食品辞書画面になり、食品辞書に登録した食品を編集できる。

材料を入力して食品を登録

料理など、食品のレシピが分かっている場合は、栄養成分を入力する代わりに、材料を入力して新たな食品を登録できる。

また、良く使う食品のリストを材料にして、新しい食品を登録しておけば、その食品のリストをまとめて食事に追加することができる。

複数の端末で同期(高度)

このアプリはローカルの端末にデータを保存するが、Dropbox などのクラウドサービスを使えば、複数の端末でデータを同期することもできる。(Android版はちょっと難しい)

Windows版は、公式のDropboxクライアントをインストールし、日記画面の右上の「⁝」→「その他」→「ドキュメントフォルダを変更」でDropboxで同期される任意のフォルダを指定すれば良い。

Android版は、Dropsync などのクライアントソフトを使う。日記画面の右上の「⁝」→「その他」→「データ保存設定」→「ストレージのフォルダ」で、Dropsyncで同期されるフォルダ以下の任意のフォルダを指定する。Dropsyncを設定して適宜同期を行う必要がある。

開発秘話

Kotlin Multiplatform (Compose Multiplatform) を使ったので、Android版とWindows版を同時に開発できた。

試してないけど、Linux版やmacOS版も動くかもしれない。Javaに依存しているので、iOS版は多分ビルド出来ないと思う。